濱田芳通 Yoshimichi Hamada 
リコーダー連続演奏会

古楽界の鬼才、濱田芳通
リコーダーの限界に挑戦し17世紀「笛の楽園」を21世紀に蘇らせる

多彩な共演者との自由闊達な即興
特殊奏法を駆使したスリリングな
リコーダー&コルネット
17世紀のオランダでは「アマリッリ麗し」(J・カッチーニ原曲)や「涙のパヴァーヌ」(J・ダウランド原曲) などが流行り歌として愛されていた。ヤコブ・ファン・エイクの「笛の楽園」はそんな歌曲や舞曲を150曲近く集め、華麗な装飾をほどこして変奏した膨大な記録。

リコーダー奏者・濱田芳通がさまざまな演奏形態でこの「笛の楽園」にアレンジを加え蘇らせる。

vol.1 リコーダー&ピアノによるインプロヴィゼーション

2020年6月1日(月)19時  
豊洲シビックセンターホール

共演 黒田京子(ピアノ)

vol.2  超絶技巧!リコーダーと声によるディミニューション

2020年6月10日(水)19時  
五反田文化センター 

共演 中山美紀(ソプラノ)上羽剛史(オルガン)

vol. 3   4人のリコーダー奏者による華麗なる競演!

2020年6月20日(土)14時
JTアートホールアフィニス

共演
古橋潤一(リコーダー) 高橋明日香(リコーダー)
細岡ゆき(リコーダー) 高本一郎(リュート)

全席指定

1回券        4,500円
2回券またはペア券  8,000円
3回通し券     10,000円
チケット取り扱い
* 濱田芳通リコーダー連続演奏会特設サイト 
* eplus   https://eplus.jp
* 東京古典楽器センター  03-3952-55158 (AM10:30~PM7:00) 月曜定休

イギリスのナイチンゲール「笛の楽園」

濱田芳通  Yoshimichi Hamada
リコーダー&コルネット奏者

リコーダー&コルネット奏者であり、古楽アンサンブル《アントネッロ》を率い、南蛮音楽、中世ルネサンス・初期バロックの音楽、近年はバロックオペラ《オペラ・フレスカ》の制作に力を入れシリーズ6回を数えている。

我が国初の私立音楽大学、東洋音楽大学(現東京音楽大学)の創立者を曾祖父に持ち、音楽一家の四代目として東京に生まれ、桐朋学園大学古楽器科卒業後、バーゼル・スコラ・カントールムに留学。コンチェルト・パラティーノ、アンサンブル≪PAN≫、アンサンブル≪ラ・フェニーチェ≫のコンサート及び録音に参加。

国内外においてCD録音多数。17世紀以前の作品をレパートリーとし躍動感、ビート感覚、そしてスピリチュアリティを内包した即興性溢れる古楽本来の演奏はフランス「ディアパソン」誌で5つ星(『日本から発信される新しい古楽の潮流』)、フランス「レペルトワール」誌推薦盤(『彼らの演奏法は今後流行<モード>となるだろう』)、イタリア「MUSICA」誌最優秀推薦盤など高い評価を受ける。

著書「歌の心を究むべし」(アルテスパブリッシング)

vol.1  リコーダー&ピアノによるインプロヴィゼーション

17世紀のユトレヒト市民をリコーダー演奏で楽しませたファン・エイクが「もし、現代に降り立ったら?」という趣向で、ピアニストの黒田京子を迎え、リコーダーとピアノによるフリー・インプロヴィゼーションの新しい世界を創造していきます。いにしえのメロディーを、特殊奏法を交えながら展開し、リコーダーの限界に挑戦するスリリングな第1弾!
2020年6月1日(月)19時  
豊洲シビックセンターホール
共演 黒田京子(ピアノ)

黒田京子 Kyoko Kuroda

ピアノ
'80年代後半、自ら主宰した「オルト」では、 池田篤(as)、村田陽一(tb)、大友良英(g,etc) 等、ジャズだけでなく、演劇やエレクトロニ クスの音楽家たちと脱ジャンル的な場作りを 行う。
'90年以降、坂田明(as)などのバンド メンバーや、演劇や朗読、無声映画の音楽な どを長期に渡って務める。'04年から6年間余 り、太田惠資(vn)と翠川敬基(vc)のピアノ・ トリオで活動。
'10年から喜多直毅(vn)と言 葉と音楽の実験劇場「軋む音」を不定期に展 開。近年は即興演奏を主体とした演奏活動を 行っている。
'06年にはオルト・ミュージック を立ち上げ、コンサートの企画も手掛ける。
'13年、ピアノソロのCD『沈黙の声』、'19年、 喜多直毅とのデュオCD『残された空』を発表。

vol.2 超絶技巧!リコーダーと声によるディミニューション

新進気鋭のソプラノ中山美紀を迎え、リコーダーと「声」の超絶技巧による競演をお楽しみいただきます。笛の楽園に残されたような装飾技法は「ディミニューション」と呼ばれ、現代の我々からみると技巧的で器楽的であるように思われますが、この時代、声楽も器楽と同じようなテクニックを要求され、歌手により歌われることもありました。さらに「笛の楽園」のもととなった、16世紀から17世紀のヒットソングをお愉しみいただきます。
2020年6月10日(水)19時  
五反田文化センター 
共演 中山美紀(ソプラノ) 
   上羽剛史(オルガン)

中山美紀 Miki Nakayama

ソプラノ

神奈川県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院修士課程独唱専攻修了。卒業時にアカンサス音楽賞及び同声会賞を受賞。

第66回全日本学生音楽コンクール東京大会第1位、全国大会第3位。第30回国際古楽コンクール〈山梨〉最高位。第2回スペイン国際音楽コンクール第1位。他受賞多数。

歌曲や宗教曲において古楽から現代まで幅広いレパートリーをもち、特にコロラトゥーラ系の曲を得意としている。また、近年オペラではアントネッロ×レオナルド・ダ・ヴィンチのオペラ《オルフェオ物語》プロセルピナ、ニンファ、バッカスの巫女の三役を演じた。

メディアでは「題名のない音楽会」「ららら♪クラシック」「日本名曲アルバム」に出演。

上羽剛史 Uwaha Tsuyoshi

オルガン

桐朋学園大学、アムステルダム音楽院を経て、ミラノ市立音楽院を褒賞付最優等の成績を得て卒業。これまでにオルガンと室内楽をロレンツォ・ギエルミ、チェンバロを渡邊順生、メンノ・ファン・デルフト、通奏低音をクリス・フェルヘルストの各氏に師事。

ヨーロッパ各地でラ・ディヴィナ・アルモニア、イ・ポメリッジ・ムジカーリなどのアンサンブルと共演。古楽音楽祭「アルテ・ムジカ・ミラノ」においてソロリサイタルを行い好評を博したほか、オルガニストとしても数多くの演奏会を行う。  

第1回ミラノ国際チェンバロコンクール入選。第4回「プレミオ・セリーファ」国際古楽室内楽コンクール通奏低音奏者賞。2019年夏に完全帰国し、日本での演奏活動を本格的に再開している。

vol. 3 4人のリコーダー奏者による華麗なる競演!

シリーズ最後は、第一線で活躍する四人のリコーダー奏者が集結します。「笛の楽園」といえば、リコーダー奏者にとってはバイブルともいえる存在。笛の楽園に対するそれぞれの想いがしのぎを削って繰り広げられるでしょう。
2020年6月20日(土)14時
JTアートホールアフィニス
共演
古橋潤一(リコーダー) 高橋明日香(リコーダー)
細岡ゆき(リコーダー) 高本一郎(リュート)

古橋潤一  Junichi Furuhashi

リコーダー

桐朋学園大学音楽学部古楽器科卒業。第30回ブル-ジュ国際古楽コンク-ル入選。日本の主要古楽器アンサンブルのメンバーとして音楽祭、演奏会に出演。 CDの録音にも多数参加している。17世紀イタリア・スペインの音楽を主に演奏するアンサンブル、メディオ・レジストロ主宰。また、その時代の楽譜の出版も手掛けている。

CD『メディオ・レジストロ』『スパニッシュ・プログレッシヴ・バロック』リリース。2017年にはスペイン大使館にて演奏会を開催し好評を博した。桐朋学園大学古楽器科非常勤講師。

高橋明日香 Asuka Takahashi

リコーダー

上野学園中・高・大学卒業、東京藝術大学大学院古楽科修士課程修了。大学を学部首席で卒業し、皇居内桃華楽堂にて御前演奏の栄を授かる。

これまでに、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、スイスなどヨーロッパ各地でソロ公演を行う。2013年、スペイン・リナーレス市にてアンドレ・セゴビア国際ギターコンクールの審査員を務める。一方で、2014年にはミャンマーにて外交樹立60周年記念行事の一環として、ヤンゴンの芸術大学でリコーダー普及活動を行うなど、海外での活躍の幅を広げている。国内においてもソロ、アンサンブルで全国的に演奏活動を展開し、CD録音にも参加。洗足学園音楽大学講師。

細岡ゆき Yuki Hosooka

リコーダー

上野学園大学音楽学部器楽学科リコーダー専攻卒業。リコーダーを山岡重治、濱田芳通、ヒストリカル・ハープを西山まりえ、中世・ルネサンス・初期バロックの演奏解釈を濱田芳通、声楽を阿部早希子の各氏に師事。

歌えるリコーダー奏者を目指し研鑽を積み、アントネッロ〈オペラ・フレスカ〉公演(モンテヴェルディ「オルフェオ」、レオナルド・ダ・ヴィンチプロデュース「オルフェオ物語」2019年8月本邦初演、「モンセラートの朱い本」(NHK BSプレミアム「クラシック倶楽部」で放映)などへリコーダー奏者、兼、歌手として出演するほか、NHK教育テレビへゲスト出演。「アントネッロ・リコーダーコンソート」「リコーダーアンサンブル・ステラ」「古楽アンサンブルgmt」メンバー。NHK文化センター青山本校、町田校、東京リコーダー協会講師。

高本一郎 Ichiro Takamoto

リュート

フランス国立ストラスブール音楽院にてリュートを学ぶ。国内外の著名な音楽家との共演をはじめヨーロッパ、アジア諸国で公演多数。‘08年ルーヴル美術館にてソロ公演。フランス及び国内のTV・ラジオ出演、オペラ、バレエ、能狂言、歌舞伎、演劇、落語、講談、朗読の舞台に参加。国内外の音楽祭、オーケストラに度々招聘される。

映画音楽、CM音楽、ジャズ・ポップスなどの録音に演奏・作曲&編曲で参加。これまでにリリースしたCDは「レコード芸術」特選盤、フランス&英国のラジオ放送、フランスリュートソサエティ推薦盤、ANA国際線機内音楽、AIR-DO機内テーマ曲に取り上げられるなど国内外で高評を得る。大阪音楽大学付属音楽院講師。『読売ギターコンクール』銀賞受賞。